インドネシア、バリ島のバティック製造用スクリーンプリント実物No.4

インドネシアバティック（ろうけつ染め）の染色印刷工程で使用されていた版木（シルクスクリーン）の実物です。 20年程前にバリ・インテリアのお店でわけて戴いたものです。この商品を含め現在、4点出品を考えております。（これが4点目の出品です。）

昔、バティック製品は機械による量産になるまでこの様なスクリーンプリントによる手作業の染色工程を繰り返して作っていました。 プリント面には布に着色する部分としない部分が有りそれに光が透過すると一枚目の写真の様にプリントのモチーフが浮かび上がります。 アイディア次第でアジアテイストのインテリアに使えます。 上にガラスを載せ下からランプなどの淡い光を充てると柔らかで素朴な光のテーブルトップになってくれます。 又、ガラス窓の前についたて風に置くだけでもアジアンな雰囲気が楽しめます。
写真1-2 透過光で見た状態、柄
写真3-7 表側、(全体とフレーム角部分)

これが一番に気に入っているニ番目に状態の良いものです。
バリヒンズーの聖鳥の羽が散りばめられた大きい柄。プリントは土産物よりロコに人気ののある柄だったのだと思われます。
午後の優しい採光の中ではこの絵柄は大変神神しく感じられます。

バティック地の製造工程に使用された実用のスクリーンプリント=器具であり、インテリアとして作成された物ではありませんので美観、インテリアへ転用する為に加工する場合の難易は個体差があります。

また状態について「傷や汚れあり」としております。これは製品の製造工程で使用され使命を全うした「器具=道具」であった物ですので美観・状態が良い事は有り得ないからです。一般の商品として販売されている物の評価方法では評価できない物です。 以上の通り本出品物は一般的な「製品」及びその「中古品」とは性格が異なる物です。 商品細部の状態は写真で御確認戴き、ご理解の上ご購入下さい。
（現在は水洗い、乾燥させた状態で保管しています。染料の残りはほぼ全て取り除かれています。）

現在は使用されなくなった物造りの器具であり、現地で捜しても先ず見つかることは稀な貴重な物です。 土産品で無い、「アンティーク風」では無い、本当の意味で「本物」のアジアン・インテリアをご希望の方にご一考戴きたい商品です。
いかがですか。

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