恐竜　ダスプレトサウルス幼体歯の化石　前上顎骨歯　約22mm

他にも色々と出品していますので、興味がありましたらご覧ください。↓↓↓
#BHardyの化石


ティラノサウルス科の恐竜・ダスプレトサウルス幼体の前上顎骨歯です。

約10年前に海外のショップで購入しました。

購入当時はアウブリソドンとダスプレトサウルス幼体の同定が混在していたちょうど過渡期であったと記憶しています。
こちらの標本は、当時からダスプレトサウルスとして販売されていました。

※以前はヘルクリーク層から産出した『セレーションのないティラノサウルス科の前上顎骨歯はすべてアウブリソドンという恐竜のものである』という同定の仕方をしているショップが多くありました(一般的な学説でそう謳われていたため、当然のことではありますが)。
しかし肝心のアウブリソドン本体化石が発見されなかったことなどから、00年代後半あたりから『今までアウブリソドンとして同定されてきた歯化石は、実はセレーションが形成されていない年齢のダスプレトサウルスのものなのではないか』という説が提唱され、現在ではアウブリソドンという種は疑問名となるに至っているようです。

幼体歯ということでセレーションはありませんが、エナメルは綺麗に保存されており、またティラノサウルス科の前上顎骨歯の特徴が存分に表れた標本になります。
標本の色は、ヘルクリーク層からの産出化石としてはスタンダードなダークブラウンです。

恐竜ファンの方には申し上げるまでもありませんが、ダスプレトサウルスはティラノサウルスの影に隠れているものの、化石の産出数はT.rexより少ないことで有名です。
1体につき数本しか採れない前上顎骨歯となれば、さらにレアとなります。
またティラノサウルスの誕生より以前から生息していたため、一時期はゴルゴサウルスとともに白亜紀北米の生態系の頂点に君臨していたといわれる、かなり凄いヤツです。

ティラノサウルスコレクターやかっこいい獣脚類ファンの方にいかがでしょうか。


Daspletosaurus sp.
白亜紀
モンタナ州ヘルクリーク層
ロングカーブ約22mm


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