希少) K.Yamada 山田健三 バイオリン No.5503 4/4サイズ

※申し訳ございませんが、値下げ交渉には応じられません。
専門家ではございませんので、詳細について回答することもできません。何卒よろしくお願いいたします。

鈴木政吉翁の甥であり、富士絃楽器社の社長であった山田健三氏が晩年に製作した手工品と思われます。
ヘッドの内側がしっかりとやすりがけされておらず、ボタンも半円ではなく細い三角になっており、工場製の作品とは違います。
No.5502も同様の細い三角でございましたので、晩年の手工品に共通の特徴かと思われます。
K.YamadaにはNARUDAN記載を含めて工場で作られた量産品も多く、手工品は貴重かと思います。
日本の戦前から戦後にかけて苦難を乗り越えて研鑽を積まれた、いち製作家の手工品として、ヴァイオリン史的にも貴重な作品に思われます。

ヘッドのやすりがけがきれいでなく、
凹みや削れがございます (4枚目の写真)。
こすれた傷が表板左下にございます (6枚目の写真)。
顎当ての締め付けによる凹みが、
裏板の左下に数か所みられます (8枚目の写真)。
全部は写せませんでしたが、外観上目立つ傷を載せました。

魂柱は内部で立っております。4/4の大人サイズになります。
表板から指板先端までの高さは約19mmでございます。
試奏して音出しを確認済みでございます。
控えめだけれども芯のある上品な音に感じられました。

付属品は中古の弓(At.Saldo 11V)と中古の鍵付きGalaxケース、
中古のあご当て(GEWA製品)、中古のテールピース、
中古の駒(以前の所有者が使用)のみ付属します。
顎当てはケース内部に置くスペースがございませんので、
本体にあご当てを緩く付けてケースを閉め、
ケース自体をプチプチ(緩衝材)で包んでダンボールに入れて、
セキュリティゆうパック(50万保障)にて発送いたします。

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