田原楽器 JUMBO J-85 オール単板　ハカランダ！

長野県で田原良平氏が立ち上げた田原楽器のオリジナルブランドJUMBOの最上位機種　J-85　です。
スペックの高さと単板ハカランダの板目模様の美しさに惚れ込み、ヤフオクで購入したものです。

◆製造年：1973年7月製造（シリアルより）
◆弦高：１弦：2.2mm / ６弦：2.8mm（レギュラーチューニング時）
◆トップ：スプルース単板
◆サイド：ハカランダ単板
◆バック：ハカランダ単板
◆指板：エボニー
◆ブリッジ：エボニー
◆フレット残：５～６分
◆ネック：まっすぐ（元起きありません！）

■ 販売に至った経緯
ジャパンビンテージが好きで買い集めた中の１台です。
台数２０を超え、あまりに多くなり過ぎたので、仕方なく今後少しずつ断捨離していくこととなりました。
ご存じの通りアコギ/エレキ問わず、ジャパンビンテージは年々高騰している状況です。
中でもハカランダ単板モノは今後も値上がりが進むであろうことから資産として持っておきたかったのですが、ハカランダ単板も複数所有しておりローズやマホガニーなど他に残したいギターとのバランスもあり、泣く泣く手放すこととしました。

■ J-85 の特徴
ハカランダ単板も複数所有しておりますが、J-85は色々と独特です。
ラウンドバックと呼ばれるアーチ状のハカランダ単板バック。
非常に薄いスプルース単板トップ。
それらの影響でしょうか、特に強くピッキングしたときの『ダゥン！』というアタック音が他のギターにはない特有のものです。
（抽象的ですみませんが、分かる人には伝わると思います）

■特記事項①
バックの右下の辺り（抱えた時にわきの下にくる位置）に木材が表面的に波打ったようになっている部分があります。
工房に確認して頂いたところ、内部はフラットで影響は及んでおらず、表面的な木材の伸縮によるもので割れではないとのことでした。
ハカランダなどの油分を多く含んだ木材に見られる現象だそうです。
（該当部の表と裏の写真を載せるので確認ください）

■特記事項②
ブリッジ下部にコピー用紙１枚入る程度の浮きが生じています。
（該当部の写真を載せるので確認ください）
2021年に私が購入した時から状態は変わっておりません。

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